助っ人外国人列伝/アメリカ1980年代編
今回の助っ人外国人列伝は、アメリカ編(80年代)。この時代にアメリカからやって来た助っ人外国人は、チームの中心となった実力者が多く、個性溢れる助っ人が大豊作!
ポンセとのコンビで一躍ヒットメーカーに!
ジム・パチョレック
NPB通算6年:(1988~1993)
698試合 打率.315 86本塁打 431打点
●大洋で4年連続3割超えを記録し、阪神ではAクラス入りに貢献!
メジャーでは芽が出ず、日米大学野球の経験があることからNPB入りを希望したジム・パチョレック。多くの優良助っ人を発掘してきた牛込惟浩氏が推薦しただけあり、パチョレックの潜在能力は高く、コンパクトにスイングするアドバイスを受けると、日本球界にすぐアジャスト。
初年度から華麗な右打ちを披露し、打率・332でリーグ最多安打を記録した。さらには4年連続で3割超えの安定ぶりで、低迷を続けていた大洋で打の中軸として存在感を示す。
だが、本塁打が物足りないという理由で解雇になり、1992年から阪神でプレー。阪神では解雇した首脳陣を見返すように自己最多本塁打を記録し、Aクラス入りの原動力となった。なお、三兄弟のパチョレックは全員メジャー経験があり、ジムの息子もプロ選手の野球一家である。
出典:『がっつり! プロ野球(32)』
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公開日:2023.01.27