SPORTS COLUMN
- スポーツの話題を毎日更新 -

  • HOME
  • SPORTS COLUMN
  • 日本シリーズ第2戦で起死回生の同点3ランHR放った内山壮真!今季大ブレイクに期待

日本シリーズ第2戦で起死回生の同点3ランHR放った内山壮真!今季大ブレイクに期待

Text:小林雄二

覚醒期待のスーパースター候補は誰!?2023プロ野球ブレイク候補を青田買い!

鳴り物入りでプロ入りした選手もいれば、彗星のごとく現れたニューヒーロー型や育成からの成り上がり型まで、今年は投打12人のブレイク候補をご紹介。意図したわけではありませんが今回はスケール感たっぷりの選手が揃いました。

捕手としての技術とスキル備えた〝小さな大捕手〞候補

内山壮真(東京ヤクルトスワローズ)
■ブレイク確率:70%


10月23日、オリックスとの日本シリーズ第2戦で内山壮真が大仕事をやってのけた。初戦を落としたオリックスバファローズからすれば絶対に落としたくないこの試合、オリックスバファローズが3点リードの9回裏に代打に送られた内山壮真が起死回生の同点3ランホームランを放ったのだ。

171センチと小柄ながらパンチ力はもとより折り紙付きの内山壮真。そんなことは分かっていたがオリックスバファローズにとっては痛すぎで、ヤクルトスワローズにとっては貴重な一発をあんな場面でお見舞いするのだから恐れ入る。とはいえ、この〝小さな大捕手候補〞内山壮真の凄みはパンチ力のみならず。

9月27日の阪神タイガース戦ではヤクルトスワローズが0対3とビハインドの5回、1死一、二塁の場面で内山壮真は一塁へ矢のような牽制を投じて一塁走者の大山悠輔を射した場面は衝撃だった。星陵高校時代から二塁までの送球タイム1.8秒という数値を叩き出してはいたものの、プロの世界で高卒2年生の内山壮真が捕球技術と素早い動き&肩、おまけに冷静な状況判断ができて初めて成り立つ妙技をサラリと見せつけるのだからたまらない。内山壮真なら中村悠平という大きな壁の存在も、むしろプラスになるのかも。

出典:『がっつり! プロ野球(33)』

『がっつり! プロ野球 (33)』11月24日発売!

  • この記事を共有する!
芝山ゴルフ倶楽部 視察プレーのご案内