過去10年のデータから「根岸S」の勝ち馬候補に挙がった馬とは!?
1月29日に開催される「根岸ステークスGⅢ」。
2月に行われる今年最初のGⅠ「フェブラリーステークス」の前哨戦として長く位置づけられている。
今年も、後のフェブラリーSを睨んで16頭が出走を予定している。
ここでは過去10年のデータから勝ち馬を炙り出していく!!
1,前走クラス
前走GⅢクラスを走った馬が6勝と圧倒している。
次はGⅠクラスで3勝。残りはOPクラスの1勝となっており、条件クラスからの勝ち馬は出ていない。
この結果から、やはり前走では重賞クラスを走っていないと勝つのが難しいことが分かる。
2,前走距離
前走距離から短縮した馬が6勝と最多を誇っている。
次は同距離組と延長組のそれぞれ2勝が続いている。
また勝率で見ても短縮組が圧倒していることが分かり、その勝率は14.3%。
逆に同距離組が4.3%、延長組が2.9%という数字を見ても短縮組から入った方が良いだろう。
3,前走着順
前走で1,2,3,4着だった馬がそれぞれ2勝を挙げトップ。
残りは掲示板外一桁着順だった馬と掲示板外二桁着順だった馬がそれぞれ1勝となっている。
この掲示板外だった馬はともにGⅠを走ってきており、そのうち1頭は芝GⅠを走っている。
そのためGⅠクラスなら二桁着順でも巻き返しは可能と見るが、GⅡ以下のレースを走って来た馬は掲示板内に入らないと勝てないことが分かる。
4,枠番・馬番
枠での最多勝は6枠の3勝であり、続いて2,3,8枠がそれぞれ2勝を挙げ、残りは4枠の1勝となっている。
枠で勝てていないのは1、5、7枠の奇数枠となっている。
これを馬番で見てみると、フェブラリーSに向けての大事なレースにも関わらず浮かび上がって来た「死の馬番」! それも3つ!!
その馬番とは4番、10番、12番という偶数番となった!!
勝てていない枠に入った馬は割引き扱い、「死の馬番」に入った④セキフウ、⑩タガノビューティー、⑫デンコウリジエールは完全に消しとする。
以上から勝ち馬候補の条件をおさらいすると、
・前走で重賞以上を走っている
・前走から距離を短縮し、前走で掲示板内に入っている
・1、5、7枠に入らなかった
・死の馬番4番、10番、12番にも入っていない
ということで、⑥ギルデッドミラーただ1頭が上記4条件全てをクリアした。
あと少し足りなかった馬として、前走二桁着順だが芝GⅠを走った③ホウオウアマゾン、勝っていない7枠に入った⑬レモンポップが続いている。
果たしてフェブラリーSでの最有力馬として名を揚げるのはどの馬か!?
発走は1月29日の東京競馬場11レース、15時45分発走予定。
公開日:2023.01.28