佐賀記念でも出没した死神「死の馬番」に入ってしまった不幸の馬とは!?
2月8日は佐賀で伝統の「佐賀記念JpnⅢ」が開催される。
2月いっぱいで騎手を引退する福永祐一にとって騎手生活最後の佐賀記念であり、いまだ一度も勝てていない交流重賞の一つである。
はたして福永祐一騎手は勝てるのか? 過去10年のデータから占ってみる。
1,馬齢
4歳馬から8歳馬まで勝っており、ベテラン馬にさほど厳しいレースではないことが分かる。
しかし、勝ち星数を見てみると4歳馬がトップの4勝、続いて5歳と6歳がそれぞれ2勝を挙げ、残りは7歳と8歳の1勝ずつとなっている。
この結果からやはり4歳馬を中心に考えた方がいいことが分かる。
気になる福永祐一騎手が跨る②バーデンヴァイラーは5歳と有利とも言えないが不利とも言えない馬齢であった。
2,前走距離別
前走の距離別成績では1800mを走った馬が8勝と圧倒的な数字を叩き出している。
残りは2100m組と2500mとなっており、1700m以下組は消しと考えてもよいだろう。
福永祐一騎手の跨る②バーデンヴァイラーは前走1800mを走っており、ここでの条件はクリアとなる。
3,前走クラス別
前走クラス別では、トップがGⅡ級を走った馬で5勝、次がGⅠ級を走った馬の3勝で残りはOPクラスの2勝となっている。
さて、福永祐一騎手が跨る②バーデンヴァイラーはというとGⅠチャンピオンズCを走っており、ここもクリアとして良いだろう。
4,枠番・馬番
枠での成績を見てみると、6枠がトップの5勝を挙げ、続いて1枠と7枠がそれぞれ2勝、残りは8枠の1勝となっている。
このデータから2~5枠に入ってしまうと厳しいことが分かる。
そしてこれを細かく馬番で見てみると全く連対も出来ない「死の馬番」が現れて来た!!
その番号とはディパッセの4番とマイネルモーディグの12番である。
この2頭は残念ながら勝ちはなしと考える。
そして、気になる福永祐一騎手が跨る②バーデンヴァイラーだが、2枠2番と勝ちが無い枠に入ってしまい厳しいデータを突き付けられた。
以上の4つのデータから、4歳馬で前走1800m以上を走り、前走GⅡ以上の大舞台を経験し、かつ最多勝利枠の6枠に入った⑧カフジオクタゴンが最有力候補馬と判定できた!!
残念ながら、福永祐一騎手が跨る②バーデンヴァイラーはデータ的にはオススメできないが、そんなデータを跳ねのけて勝つようなことはあるのか!?
発走は2月9日の佐賀競馬場9レース、17時20分発走予定。
公開日:2023.02.08