大山悠輔を剛速球で投ゴロに抑えた才木浩人
2月9日、沖縄県宜野座村にて行われている阪神春季キャンプにて、才木浩人が今年初実戦となるシート打撃に登板し、最速154kmをマークした。
才木浩人は、打者1人目の大山悠輔への初球で、いきなり154kmのストレートを投げ込んでピッチャーゴロに打ち取ると、小幡竜平には5球目と8球目に153kmをマークするなど、剛速球を連発してショートゴロに抑えた。
打者6人と対戦した才木浩人は、安打性の当たりは1本で1四球。オフに熱心に練習に取り組んだカーブを試しながら、150km超のストレートを連発した。
しかし、今オフ改良に力を入れたカーブでカウントを奪えず、これからしっかり投げていきながら合わせていきたいと、変化球に課題を残した。
岡田監督から先発ローテに合格点を与えられた才木浩人
4日、ブルペンに入った才木浩人が今キャンプで初めて100球を投げ込む姿を確認した岡田監督は、投球練習を見れば力は大体分かると語り、球威も角度もあり、仕上がりは7割程度ながら、150km台のストレートを連発する才木才木浩人に対し、先発ローテーション入り云々のレベルではないと、先発ローテーション入りに合格点を与えた。
昨シーズンは右肘のトミー・ジョン手術から復帰し、登板間隔を空けながらの起用で4勝をマークした。
もう肘に不安はないと語る才木浩人には、今シーズンは中6日でシーズン通して先発ローテーションを守り抜き、規定投球回数をクリアすることが期待される。
岡田監督の期待に応えるべく、紅白戦、オープン戦と続く実戦で、才木浩人がどのような投球を見せるのか注目だ。
公開日:2023.02.10