フェンス直撃の二塁打放った井上広大
2月16日に阪神2軍春季キャンプにて、中日ドラゴンズとの練習試合が行われ、「4番・右翼」で先発出場した井上広大は、4打数1安打。フェンス直撃のツーベースヒットを放ち、開幕1軍へアピールした。
自分の持ち味は右にも大きいのが打てることと語っていた井上広大が、5回にヘッドが返って、しっかりと噛んだ打球をライトフェンス直撃のツーベースヒットにした。
しかし、他の打席は、三振に倒れた井上広大は、甘いボールを仕留められていない、早いカウントでどれだけ捉えられるかが大事と次の実戦へ向け、自分の課題を口にした。
代打で推定130m弾放った井上広大
15日の楽天イーグルスとの練習試合では、代打で途中出場し、推定130メートルの左中間越え3ランホームランを放っていた。
12点リードの7回1アウト1、2塁のチャンスの場面で、藤井聖の初球ストレートを迷わず振り抜いた井上広大の打球は、ぐんぐん伸び、左中間の防球ネットに突き刺さる推定130メートルの左中間越え3ランホームランとなった。
チャンスの場面が来たら代打で井上と岡田監督から言われていた井上広大は、ストライクを見逃さず、初球から手を出していこうと準備していた通り、岡田阪神の初陣大勝の締めとなる一撃必殺をかました。
岡田監督も飛距離はNo.1と認めるスラッガーの井上広大が、3打点を挙げるなど存在感を発揮した板山祐太郎や1軍に昇格し状態を上げている森下翔太との開幕ライト争いに割って入る存在になれるか注目だ。
公開日:2023.02.17