冬のステイヤー王者はどの馬に!? ダイヤモンドSの勝ち馬を過去10年のデータから炙り出す!!
今週末はJRA今年初のGⅠフェブラリーSに、福永祐一騎手が日本で最後の騎乗となるなど、見どころが多い開催となっている。
そして、その前日には東京競馬場で行われるレースとしては最長となる長距離決戦「ダイヤモンドS(GⅢ)」が開催される。
そこで、冬のステイヤー王者を過去10年のデータから炙り出していく!!
1,牡馬vs牝馬
牡馬が10勝、2着10回、3着9回と牝馬の入る隙がない競走となっている。
そのため牝馬は良くて3着までと予想するのでいいだろう。
2,馬齢
若い馬の方が成績が良く、4歳馬と5歳馬がともに3勝をしてトップの成績を残している。
あとは6歳馬が2勝、7歳馬以降も2勝と一見遜色ない成績に見えるが、これを勝率で見てみると違いが出てくる。
4歳馬が15%、5歳馬が10%と二桁を超えているのに対して、6歳馬は5%、7歳馬以降では3%と極端に勝率が落ちてしまう。
よって、4歳馬と5歳馬を中心にした方がいいだろう。
3,ハンデ
このダイヤモンドSはハンデ戦なので斤量別の成績も重要になってくる。
斤量別での勝利数トップは54㎏で5勝と圧倒的な成績を残している。
次は58㎏が2勝、残りは55㎏、56㎏、58.5㎏が1勝ずつを挙げている。
この結果から53㎏以下の軽ハンデ馬は勝ち馬候補からまず消しとするべきだろう。
4,前走クラス
前走GⅡ組が4勝と最多で、次がOPクラスの3勝となっている。
残りはGⅠ、GⅢ、条件クラスの1勝ずつとなっている。
5,枠番・馬番
枠では8枠が最多の5勝を挙げ、残りは5枠が2勝、6枠、7枠が1勝ずつ。
内枠は1枠が1勝を挙げているのみで、4枠以下は苦戦傾向にある。
馬番で見てみると、10番が最多の3勝を挙げている。
その逆で一度も3着内に入っていない「死の馬番」が存在する。
それは⑤と⑪.今年は⑤ヒュミドールと⑪スタッドリーがハマってしまった!!
以上から勝ち馬候補となる条件は以下のようになる。
・牡馬で5歳馬以下
・斤量が54㎏以上
・前走GⅡかOPクラスを走っている
・5枠以降を引き、かつ死の馬番⑪に入らない
以上から炙り出される勝ち馬候補は⑨ヴェローチェオロだけとなった!!
果たして冬のステイヤー王者は誰の手に!?
発走は2月18日の東京競馬場11レース、15時45分発走予定。
公開日:2023.02.17