フェブラリーSで国内GⅠ最後の騎乗となる福永祐一騎手に立ちはだかる厳しいデータとは!?
今年JRA初のGⅠ「フェブラリーS」が2月19日に開催される。
このレースが国内GⅠ競走最後となる福永祐一騎手が勝てるのか!? 誰しも気になるところではあるだろう。
そこで、過去10年のデータから福永祐一騎手が有終の美を飾れるのかを検証してみる!!
1,馬齢
馬齢では4歳馬が4勝、5歳馬も4勝とこの2つの馬齢が強く、残りは6歳馬の2勝となっている。
そのためベテラン馬には厳しいことが分かるが、福永祐一騎手騎乗の⑤オーヴェルニュも7歳とベテラン馬のため、厳しいデータを突き付けられた。
2,前走着順
前走を勝った馬が6勝と強いが、残りは6着以下だった一桁台の馬が2勝、前走二桁着順だった馬が2勝と惜しいレースをした馬よりも、勝つか大負けを喫した馬が勝つ極端なデータとなった。
気になる⑤オーヴェルニュだが8着と、ここでは勝ち馬条件に該当している。
3,前走クラス
前走でGⅢ、GⅡ、GⅠを走った馬がそれぞれ3勝を挙げトップの成績を残し、残りはOPクラスの1勝となっている。
よって、地方レースや海外レースを走って来た馬は消しとしていいだろう。
さて、⑤オーヴェルニュはというと前走でGⅡクラスの東海Sを走っており、ここでも該当している。
4,枠番・馬番
枠では2枠がトップの3勝を挙げ、残りは6枠と7枠がそれぞれ2勝を挙げ続いている。
逆に勝ち馬が出ていない枠は5枠と8枠のみとなっている。
そして、細かく馬番で見てみると死神が手招きをしている「死の馬番」が無数に浮かび上がって来た。その馬番とは①番、⑤番、⑧番、⑯番の4つも存在している。
残念ながら、福永祐一騎手騎乗のオーヴェルニュは馬番が⑤番とここでも逆風にさらされることになった。
以上の4つのデータから勝ち馬候補の条件をまとめると、
・5歳馬以下
・前走を勝つか6着以下だった馬
・前走で国内GⅢ以上を走っている
・枠で5枠と8枠以外、かつ死の馬番①⑤⑧⑯に入らなかった馬
さて、この該当馬は、③ケンシンコウ、⑦レモンポップ、⑫セキフウの3頭となった。
その中でも⑦レモンポップは前哨戦の根岸Sを1:22.5と好走している。
過去に根岸Sを勝った馬で1:23秒を切った馬は4頭いて、うち3頭は続くフェブラリーSも勝っている。
そのため3頭の該当馬の中では、⑦レモンポップが頭一つ抜け出していると考え勝ち馬候補として推奨したい。
果たして国内GⅠ騎乗最後となる福永祐一騎手と⑤オーヴェルニュはこの逆境を跳ね除けられるのか!?
発走は2月19日の東京競馬場11レース、15時40分発走予定。
公開日:2023.02.18