今キャンプ最多141球の熱投見せた赤星優志
2月19日、巨人春季キャンプにて、ブルペン入りした赤星優志が、武器のシュートと新球チェンジアップを交え、今キャンプ最多となる141球の熱投を披露した。
赤星優志は、今年はもっとシュートを多く使いたいと、打席に立ったブリンソンの内角へ食い込むシュートを投げ込んだ。
春季キャンプではシュートをストレートよりも多く投げ込むほど集中的に投げていた。
今年はもっと勝ちたいと先発ローテーション入りへ意気込む赤星優志は、武器のシュートを磨き上げるだけでは終わらず、昨秋から高校時代以来使っていなかったチェンジアップを試しており、この日のブルペンでは、投げ分けて奥行きを使えるように、指の間をさらに広げてスピードを落とした改良版チェンジアップを試投した。
現状の巨人の先発ローテーションは、菅野智之、戸郷翔征、グリフィン、ビーディが原監督の構想にあり、先発5、6番手を井上温大らと赤星優志が争っている状況だ。
17日の紅白戦は2回3安打2失点で打席に立った野手から球速帯が一緒と指摘された赤星優志が打たせて取る投球術を求め、打者のタイミングを外すボールとしてチェンジアップに磨きをかけている。
昨シーズン5勝を挙げた赤星優志には、原監督も期待を寄せており、オープン戦開幕となる23日のヤクルトスワローズ戦の先発候補に挙げている。
赤星優志が原監督の期待に応える投球を見せ、巨人の開幕先発ローテーション入りを果たすことができるのか注目だ。
公開日:2023.02.21