真・縁の下のチカラもち!
ターダ・アーサナのコツは、すでにお伝えした通り「インナーコントロール」にあります。インナーコントロールで意識をするインナーマッスルは三つありましたね。足裏の足底筋群、内ももの内転筋群、そして体幹部の一番下にある骨盤底筋群です。なかでも骨盤底筋群の重要性は非常に高く、特に私たち女性がこれから先、美しく心地よく年齢を重ねていくためには、今から積極的にケアしていく必要があるのです。
骨盤底筋群は、名前の通り骨盤の底にあります。恥骨、坐骨、尾骨に付着しているハンモック形状の筋肉で、膀胱や子宮、直腸など骨盤内の臓器を支えています。つくりは層になっていて、表層に近い部分は「8」の字形をした括約筋(=環状で、弛緩と収縮により内容物を必要に応じて通過させたり止めたりする筋肉)が、尿道、膣、肛門を取り巻くように存在しています。つまり、排泄の調整という役割も担っているのです。非常にデリケートで、出産や運動不足、悪い姿勢など過剰な負荷がかかるとダメージを受けてしまい、加齢でも衰えることがわかっています。
【書誌情報】
『立ち方を変えたら、体がたちまちキレイになった』
著:YUKO
Instagramでナチュエロボディが人気!万年ダイエッターだった著者が、ヨガを学んで辿り着いた、最高にシンプルで最強のボディメイク。それは、パンパンの太もも、くびれのないウエスト、垂れたお尻、四角いお尻、猫背、メリハリのないラインなど、あらゆる悩みを解決する「立ち方」でした。本書では、実際に著者自身の体を変えた「ターダ・アーサナ」と呼ばれる立ち方を中心に、げっそりやせるためではなく、キレイで色気のあるボディラインの作り方や、女性にとって大切なインナーコントロール、骨盤開閉リズムについて解説。一生「心地のいい体」でいるためのコツをお伝えします。
公開日:2020.04.14
オススメ記事
PREVIEW
レストランでの糖質オフメニューの選び方!