過去10年のデータから分析! 桜花賞を賭けた戦いを制する勝ち馬の条件とは!?
今週は阪神競馬場で桜花賞トライアルのフィリーズレビューが行われる。
3着までに入れば桜花賞の優先出走権が得られるため、毎年多くの馬が出走してくる乙女達のレースを過去10年のデータから勝ち馬を炙り出していく!!
(同着があったため過去10年の勝ち馬は11頭出ている)
1,関東馬vs関西馬
この時期の3歳限定レースという事もあり、輸送が初めてであったり慣れていないためか地の利が有利な事が分かるデータが出てきた。
そのデータとは関西馬が11勝と関東馬はここ10年勝てていないデータである。
しかも2着1回、3着1回と3着内に入るのも苦戦している事が分かるように、まず関東馬というだけで割引きが必要である。
2,前走距離別
フィリーズレビューは1400mの距離で争われるが、前走距離別の成績を見てみると短縮組が7勝と圧倒しており、続いて同距離組の4勝となっている。
延長組は0勝と勝ち馬が現れていないどころか3着に1度しか入っていないため、延長組は消しでいいだろう。
3,前走着順別
前走を勝った馬が5勝でトップの成績をマークしている。
残りは2着だった馬が2勝、3着以下から5着内までの掲示板内だった馬が2勝と基本は掲示板内だった馬から勝ち馬が現れているのだが、10着以上だった馬からも2勝を挙げているように巻き返してくる馬も存在している。
ただし、この10着以上から勝った馬はいずれもOP馬であり、それ以下のクラスから巻き返した馬はいない。
以上から、基本は掲示板内から選び、大敗組を選びたい場合はクラスを見るといいだろう。
4,枠番・馬番
枠では3枠が4勝とトップの成績で、次いで1枠が3勝を挙げているように内枠が有利な事が分かる。
ただし、6枠と7枠は未勝利だが、大外枠の8枠だけは2勝を挙げている点に注意が必要。また、4枠も未勝利となっている。
ここから細かく馬番で見てみると、3着内に入れない「死の馬番」として乙女達に襲い掛かる死神が現れて来た!!
その死神に襲われた馬番は3番、11番、18番、つまり今年は③ニシノトキメキ、⑪番ルーフ、⑱ランフリーバンクスの3頭である。
ということで、枠で未勝利の4枠、6枠、7枠&死の馬番3番、11番、18番は割引きと考えていいだろう。
以上から勝ち馬候補の条件は、
・関西馬
・前走距離から同距離か短縮組
・前走掲示板内に入るか、10着以下の大敗組でもOPクラスの馬であること
・3枠より内枠の馬
この4つのデータに該当する馬として①イティネラートルと④ジョリダムの2頭を勝ち馬候補として推奨したい。
果たしてデータが示す通りこの2頭のどちらかが勝つのか!? それともデータを打破して勝ち名乗りをあげる馬が現れるのか!?
発走は3月12日の阪神競馬場11レース、15時35分予定。
公開日:2023.03.11