小幡竜平が3安打猛打賞を記録
3月15日、横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズとのオープン戦に、「2番・遊撃」で先発出場した小幡竜平は、4打数3安打1四球1盗塁。1軍では2022年3月13日の巨人戦以来となる猛打賞を記録し、開幕ショートスタメンへアピールした。
1打席目はフォアボールを選んだ小幡竜平は、3回1アウト走者なしの場面で打席に立つと、DeNAベイスターズ先発の平良拳太郎の4球目141kmの甘く入ったストレートをセンター前に弾き返すヒットを放ち、直後のノイジーの打席で二盗も成功させた。
さらに、6回2アウト1、2塁のチャンスの場面では、DeNAベイスターズ2番手・中川虎大の2球目120kmナックルカーブを捉え、ライト前に先制のタイムリーヒットを放った。
最後は、8回2アウト2アウト走者なしの場面で、DeNAベイスターズ3番手・三浦銀二の3球目135kmの外角に来たカットボールを強振し、ライト前ヒットで3安打猛打賞を記録した。
ここまでオープン戦10試合でショートスタメンは小幡竜平も木浪聖也も5試合ずつ交互に起用され、オープン戦打撃成績では小幡竜平が19打数6安打で打率.316と打率を3割にのせ、19打数5安打で打率.263の木浪聖也を一歩リードした。
小幡竜平の3安打猛打賞の活躍に、実績のある木浪聖也が一歩リードと考えていた岡田監督だが、その2人ともいい結果を出しており、阪神タイガースの開幕ショートが究極の選択となっている。
開幕まで残り8試合で小幡竜平と木浪聖也のどちらが阪神タイガースの開幕ショートを勝ち取るのか注目だ。
公開日:2023.03.17