北條史也が今シーズン初猛打賞
4月15日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「2番・二塁」で先発出場した北條史也は、4打数3安打。今シーズン初の猛打賞を記録し、1軍昇格へアピールした。
初回、1アウト走者なしの場面で打席に立った北條史也は、ソフトバンクホークス先発の有原航平の4球目133kmフォークをレフトへ運び、出塁。
さらに、4回1アウト走者なしの場面。再び有原航平の7球目129kmスライダーをレフトへ運び、マルチヒットを記録。
最後は、6回2アウト1塁の場面で三度、有原航平の初球140kmツーシームを捉え、レフトへ長打となるツーベースヒットを放ち、3安打猛打賞を記録した。
北條史也は、ここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして阪神タイガースにとって必要不可欠な存在。だが今シーズンは2軍キャンプでスタートし、開幕1軍も逃していた。
打撃不振に陥る佐藤輝明に続き、森下翔太も打撃低調の阪神タイガース打線は、なかなか得点が奪えず、苦しい戦いを続けている。今こそ岡田監督には阪神タイガースの起爆剤として、虎の元気印である北條史也を1軍に呼び寄せてもらいたい。
13日の中日ドラゴンズ戦までは、打率1割台だった北條史也だが、この試合で実績ある有原航平から3安打し、打率.233と打撃の状態を上げてきている。
北條史也が、1軍昇格を果たし、ここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして、阪神タイガースの起爆剤となれるか注目だ。
公開日:2023.04.16