井上広大が今シーズン1軍初昇格
4月16日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「7番・左翼」で先発出場した井上広大は、3打数2安打1打点1四球。ツーベースヒット2本を放ち、1軍昇格することが伝わった。
2回1アウト2塁のチャンスの場面で打席に立った井上広大は、2ボール2ストライクからソフトバンクホークス先発の松本晴の5球目124kmスライダーをレフト線へ先制のタイムリーツーベースヒットを放った。
さらに4回、先頭打者として打席に立つと、3ボール1ストライクからソフトバンクホークス2番手・木村光の5球目147kmストレートをレフトフェンス直撃のツーベースヒットとし、マルチヒットを記録した。
ツーベースヒット2本を放ち、1軍昇格を決めた井上広大を和田2軍監督は1軍で結果を残すことを期待して送り出した。
井上広大はキャンプ中の紅白戦と1、2軍の練習試合を含む実戦9試合で、打率.364、8安打3本塁打10打点。安打・打点・本塁打のチーム3冠で2月を終え、岡田監督から野手のキャンプMVPに選ばれたが、開幕1軍を逃していた。
ウエスタン・リーグでは17試合に出場。66打数17安打13打点4本塁打、打率.258と上々の結果を残し、打撃不振の森下翔太に代わる阪神タイガース打線の起爆剤として期待され、1軍昇格を勝ち取った。
井上広大が持ち前の長打力で、佐藤輝明の打撃不振の影響で得点をなかなか奪えない阪神タイガース打線の起爆剤になれるのか注目だ。
公開日:2023.04.18