オコエ瑠偉が規定打席到達
4月22日、神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、「1番・右翼」で先発出場したオコエ瑠偉は、3打数1安打1打点2四死球。タイムリーツーベースヒットを放ち、巨人が最下位を脱出する勝利に貢献した。
6回、2アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立ったオコエ瑠偉は、ヤクルトスワローズ2番手・山本大貴の2球目ストレートをライト線へ弾き返すと、快足を飛ばして2塁に到達。貴重な追加点となるタイムリーツーベースとした。
4回の第3打席ではフォアボール、8回の第5打席ではデッドボールで出塁し、この試合を3打数1安打1打点という結果で終えたオコエ瑠偉は、規定打席に到達。打率.309でセ・リーグの8位に躍り出た。
オコエ瑠偉は、2015年ドラフト1位で入団した楽天イーグルスから昨年12月に初開催された現役ドラフトで巨人に移籍。
8日の広島カープ戦から12試合連続先発出場中。9日の広島カープ戦からは11試合連続で1番に起用されており、原監督が悩み続けた巨人1番打者の固定へ、新たな切り込み隊長として定着しつつある。
オコエ瑠偉がさらに結果を残し、不振に喘ぐ坂本勇人、丸佳浩に代わってチームを引っ張る存在になれるか注目だ。
公開日:2023.04.23