正捕手争い。昨季は堀内謙伍がチーム最多42試合
楽天の先発投手陣はエースの則本昂大が軸。昨季は右肘手術で出遅れ5勝に終わったが、今年は順調に始動。さらには岸孝之、新加入の涌井秀章と続き、三本柱が確立した。
四番手以降は昨季8勝と台頭した石橋良太、9勝の辛島航、2年目左腕の弓削隼人がいて、松井裕樹が抑えから転向する。美馬学の不在を感じさせない布陣となっている。
救援陣は新加入のJ・T・シャギワが新たな抑えの有力候補。
機能すれば中継ぎは森原康平、青山浩二、ブセニッツ、宋家豪と駒がそろい、新加入の牧田和久、酒居知史もいる。左は高梨雄平のみだが、バリエーション豊富な布陣となった。
捕手陣はベテランの嶋基宏が抜け、高校出5年目の堀内謙伍が主力候補。昨季はチームの捕手で最多の42試合で先発出場し、盗塁阻止率・357でリード面もいい。
ほかに大学出2年目の太田光、移籍3年目の山下斐紹も控える。
ーー次回【千葉ロッテマリーンズ:チームバランス】へ続く
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(初出:【野球太郎No.034 (2020年月2月25日発行)】)
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公開日:2020.03.31