積極補強プラス若手の成長なるか
4年ぶりのCS進出を目指すマリーンズ。かつてないほどの積極的な補強が実を結べば、十分に目標達成は可能だろう。
かつてないといえば、投手の美馬学(前楽天)、外野手の福田秀平(前ソフトバンク)と、FA選手を2人獲ったのは球団史上初。
助っ人勢も野手2人が残留した一方、楽天からハーマン、広島で実績あるジャクソンが救援陣に加入。さらに、育成でも3人の新助っ人投手を獲っている。
先発陣から涌井秀章は抜けたが、昨季3勝7敗だった投手。種市篤暉を筆頭に若手も伸び、痛手とは言えない。
野手陣からは鈴木大地が抜けたが、福田秀はまさにその穴を埋められる存在。若手では平沢大河、安田尚憲、藤原恭大の〝ドラ1〞トリオが順調に成長中だ。
そしてドラフトでは、1位で4球団競合の佐々木朗希を獲得。近未来のエースとして育てる態勢が整い、早期1軍の期待も高まる。
ーー次回【西武ライオンズ投手編・野手編】へ続く
>
(初出:【野球太郎No.034 (2020年月2月25日発行)】)
【書誌情報】
『野球太郎』刊行:イマジニア株式会社 ナックルボールスタジアム
野球の見方が変わる!日本で最もディープなプロアマを網羅する野球誌
伝説の野球誌『野球小憎』の創刊スタッフたちが2012年秋から場を変えて、『野球太郎』を刊行。
ドラフト候補選手に関する情報量は野球誌No.1の実績。全国各地の野球ライターや、ネットで評価の高いアマチュア野球研究家たちが誌面で大活躍中です。
他では読めないユニークな企画が満載。圧倒的な情報量と内容を満喫してください。
公開日:2020.04.01