梶谷隆幸が2軍合流後初出場でマルチヒット
4月25日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦に、「2番・右翼」で先発出場した梶谷隆幸は、2打数2安打2四球。2軍合流後初出場でマルチヒットを記録し、1軍再昇格へアピールした。
初回、ノーアウト1塁の場面で打席に立った梶谷隆幸は、DeNAベイスターズ先発の笠原祥太郎の3球目カットボールをレフトへ弾き返すツーベースヒットを放ち、ノーアウト2、3塁のチャンスを演出。先制点となる中島宏之の犠牲フライを呼び込んだ。
さらに、2回2アウト1塁の場面で、再び笠原祥太郎の初球ストレートを詰まらせながらもライトへ運び、マルチヒットを記録した。
梶谷隆幸は今シーズン、昨年の左膝手術の影響で育成選手で再出発したが、開幕直前に支配下登録を果たし、開幕1軍メンバーとして開幕を迎えた。しかし、13試合に出場して打率.206と結果を残せず、原監督から2軍で万全の状態にしてほしいとの要望があり、17日に出場選手登録を抹消されていた。
2軍合流後初出場となったこの試合でマルチヒットを記録し、打率.667と打撃の調子は決して悪くないことを示した梶谷隆幸は、最短での1軍再昇格を目指す。
打撃の調子は決して悪くない梶谷隆幸が万全の状態で1軍再昇格を果たし、坂本勇人、丸佳浩が打撃不振で低調の巨人打線の起爆剤となれるか注目だ。
公開日:2023.04.26