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20代若手起業家が2浪してまで早稲田大学に入学した理由とは!?

起業家マインドは小学生時代から培われていた?「やり続ければ必ず花は咲く」

-会社のHPなどのプロフィールには、「バスケでインターハイ3回出場。センター試験3回出場」とあります。耳に残るキャッチ―なものですね。

「本当は国体とかウィンターカップも含めると7回出ているんですけど、3と3でいい響きだなと思って(笑)」

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-橋本さんは、小学校からバスケを初めて、強豪の八王子高校バスケ部でキャプテンだったんですよね。

「小学校時代は田舎の弱いチームで、1年間”0勝全敗”だったんです。そのあと、仙台から愛知県に引っ越して、強いチームに入ったことで自分も上手くなっていきました。続けているうちに、気が付いたら八王子高校(東京)のキャプテンになっていました」

-その後、2年間の浪人を経て早稲田大学に入学しています。

「バスケは実業団に入って続けていくんだろうな、という感覚でやっていたのですが、入学前から早稲田大学に行きたくて、推薦をもらえると聞いていたのに、学校の事情でもらえなくて、他の大学の選択肢もあったんですけど、浪人することに決めました」

-そこまでしてなぜ早稲田に?

「1つめは、祖父の遺言が”早稲田に行け”という言葉だったことです。祖父も父も早稲田出身なので。2つめは、1浪目の年度末に東日本大震災が起きて、地元の友達が心配で電話したら、”勉強頑張ってね”って逆に励まされちゃったんです。そしたらもう、意地でも受かろうと。現役時代28だった偏差値は、77まで上がりました」

-28から77!すごい。バスケも大学受験も、最初はうまくいかなかったところから上がっていくという道のりを経験しているからこそ、起業も出来たのかもしれないですね。

「あんまり恐れとかはなかったですね。僕はたぶんいつも、周りのスタートラインより下なんですよ。でも”ちゃんとやっていけばいつかはこれくらいの勢いまで行ける”というのを経験できたのは大きいですね。才能はなくても、ちゃんと継続して環境に合わせていけばいいんです」

【インタビュー】 Ascenders株式会社 橋本貴智

◆経歴◆
1991年生まれ。小学校から高校まで10年間バスケットボールをプレー。強豪・八王子高校ではキャプテンを務める。早稲田大学社会学部卒。2016年、Ascenders株式会社を創業。 一般社団法人JapanSportsHub 代表理事も務める。マンガとアニメが大好き。将来絶対やりたいことはパン屋さん。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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