栄枝裕貴が今季1号ホームラン
5月14日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「6番・捕手」で先発出場した栄枝裕貴は、3打数1安打1打点1HR。今シーズン1号ホームランを放ち、打撃で1軍昇格へアピールした。
板山祐太郎が満塁ホームランを放ち、逆転に成功した4回、1アウト走者なしの場面で打席に立った栄枝裕貴は、ソフトバンクホークス先発の木村光の7球目144kmシュートをセンターへ弾き返し、バックスクリーンへ飛び込む今シーズン1号ホームランを放った。
栄枝裕貴は、2020年ドラフト4位で阪神タイガースに入団。2021年のルーキーイヤーは、開幕直後の3月30日に右肋骨を疲労骨折し、6月に実戦復帰を果たすも10月に再び同じ箇所を骨折とケガに泣かされた。2022年、ようやく一軍昇格を果たし、唯一出場した試合で、9回2アウトの場面で初打席を迎え、同点打となるライト前ヒットを放ち、初ヒットを飾っていた。
肩の強さはチームNo.1の栄枝裕貴は、1軍で繰り広げられる坂本誠志郎と梅野隆太郎の阪神タイガース正捕手争いに割って入るべく課題の打撃を2軍で磨いている。
今シーズン初ホームランを皮切りに打撃で結果を残し、1軍昇格を勝ち取り、坂本誠志郎と梅野隆太郎の阪神タイガース正捕手争いに割って入ってもらいたい。
栄枝裕貴が1軍昇格を果たし、坂本誠志郎と梅野隆太郎の阪神タイガース正捕手争いに割って入る活躍を見せることができるか注目だ。
公開日:2023.05.15