姿勢を正すだけでもボディラインは整いますが、さらにオンナらしさの象徴とも言える「くびれ」を手に入れるために、ここからは立ち方にプラスして「呼吸」にも意識を向けていきましょう。くびれは、主に胸まわりの骨格である「胸郭」の動きを調整することで作られます。意外に思われるかもしれませんが、腹筋運動では美しい曲線は描けないのです。
胸郭も骨盤と同じように、呼吸に合わせて開閉を繰り返しています。主に動いているのは、肋骨の下部。吐く息で締まり、吸う息で広がります。加齢により体力が低下したり、運動不足で姿勢を保つ筋力が弱まったり、産後に続く授乳で前かがみの姿勢が増えたり……と、さまざまな理由から猫背や反り腰といった不良姿勢が習慣化されてしまうと、胸郭が圧迫されて呼吸はどんどん浅くなっていきます。開閉の動きは小さくなり、よりラクに出来てしまう「広がる」動きが強くなり、よりパワーを要する「締まる」動きが弱くなる。つまり、放っておくとアンダーバストはみるみるうちに、太くなってしまうのです!
【書誌情報】
『立ち方を変えたら、体がたちまちキレイになった』
著:YUKO
Instagramでナチュエロボディが人気!万年ダイエッターだった著者が、ヨガを学んで辿り着いた、最高にシンプルで最強のボディメイク。それは、パンパンの太もも、くびれのないウエスト、垂れたお尻、四角いお尻、猫背、メリハリのないラインなど、あらゆる悩みを解決する「立ち方」でした。本書では、実際に著者自身の体を変えた「ターダ・アーサナ」と呼ばれる立ち方を中心に、げっそりやせるためではなく、キレイで色気のあるボディラインの作り方や、女性にとって大切なインナーコントロール、骨盤開閉リズムについて解説。一生「心地のいい体」でいるためのコツをお伝えします。
公開日:2020.04.25
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