萩尾匡也が4号ソロホームラン放ち1軍昇格掴む
5月27日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグのヤクルトスワローズ戦に、「3番・右翼」で先発出場した萩尾匡也は、3打数2安打1打点1HR。4号ソロホームランを放ち、2軍打率.361でイースタン・リーグ首位打者をキープ。打撃好調を維持し、1軍昇格を決めた。
初回、2アウト走者なしの場面で打席に立った萩尾匡也は、ヤクルトスワローズ先発の奥川恭伸の初球119kmカーブをセンターへ運び、出塁。
さらに4回、先頭打者で打席に立つと、再び奥川恭伸の2球目124kmカーブを捉え、レフトスタンドへ4号ソロホームランを放った。
2021年にヤクルトのリーグ優勝と日本一に貢献した奥川恭伸から初回にセンター前ヒット、4回には4号ソロホームランを放った萩尾匡也。打率.361とイースタン・リーグトップの数字を引っ提げ、1軍の舞台へ挑戦する。
萩尾匡也は、2022年ドラフト3位で慶大から巨人に入団した大卒ルーキーだ。高校時代は通算46本塁打を放ち、『九州最強のスラッガー』と評されていた。昨秋の東京六大学リーグにおいて、慶大で戦後16人目の打撃3冠を達成していた。
生粋のスラッガーである萩尾匡也はここ最近、打球の角度をテーマに取り組み、試行錯誤を繰り返しながら、状態を上げてきている。
坂本勇人、丸佳浩が打撃復調で勢いづき始めている巨人打線の更なる起爆剤として、萩尾匡也が台頭すれば、巨人が一気に巻き返すほどのパワーを生みそうだ。
公開日:2023.05.28