遠藤成がタイムリースリーベースヒット含む4打点
5月28日、ウインク球場で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「9番・二塁」で先発出場した遠藤成は、2打数2安打4打点2四球。タイムリースリーベースヒットに、2点タイムリーツーベースヒットを放つなど、4打点の活躍を披露し、1軍昇格へアピールした。
2回、2アウト満塁のチャンスの場面で打席に立った遠藤成は、ソフトバンクホークス先発の木村光の4球目143kmストレートを見切り、押し出しのフォアボールで先制点をもぎ取った。
さらに、4回2アウト2塁のチャンスの場面で、再び木村光の2球目139kmストレートをセンターへ弾き返すタイムリースリーベースヒットを放った。
最後は、7回1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立つと、ソフトバンクホークス4番手・椎野新の2球目137kmシュートをレフトへ運ぶ2点タイムリーツーベースヒットを放ち、マルチヒットを記録した。
遠藤成は、2019年にドラフト4位で阪神タイガースに入団した高卒4年目の遊撃手だ。今シーズンは、1軍デビューへ向け、2軍で確固たる数字を残し、1軍昇格を目指すべく鍛錬を積んでいる。
1軍で繰り広げられている木浪聖也と小幡竜平の阪神タイガース正遊撃手争いへ割って入る存在になるべく遠藤成がチャンスの場面でタイムリースリーベースヒットに、2点タイムリーツーベースヒットと長打2本を放ち、1軍昇格へアピールした。
打率.333と打撃好調を維持する遠藤成が1軍昇格を果たし、木浪聖也と小幡竜平の阪神タイガース正遊撃手争いへ割って入る存在になれるか注目だ。
公開日:2023.05.29