小野寺暖がタイムリーヒットで1軍再昇格
5月28日、ウインク球場で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「3番・中堅」で先発出場した小野寺暖は、5打数2安打1打点。ダメ押しタイムリーヒットを放ち、直近5戦打率.333と打撃好調で、1軍再昇格を果たした。
5回、1アウト走者なしの場面で打席に立った小野寺暖は、ソフトバンクホークス先発の木村光の3球目144kmストレートをライトへヒットを放ち、出塁。
さらに、6回2アウト2塁のチャンスの場面。ソフトバンクホークス3番手・又吉克樹の4球目142kmストレートをライトへ弾き返すタイムリーヒットでダメ押し点をもたらし、阪神の一挙4点の猛攻を締め括った。
小野寺暖は、19日に登録抹消されたが、2軍降格後は直近5試合で21打数7安打6打点1HR、打率.333と長打4本をかっ飛ばし、アピールに成功し、スピード昇格を果たした。
右の外野手として同タイプのドラフト1位ルーキー森下翔太も打撃復調気配を見せている。
何とか次こそはチャンスを掴めるように頑張りたいと意気込む小野寺暖が森下翔太に負けじと佐藤輝明、大山悠輔に並ぶ活躍を見せ、阪神タイガース打線のさらなる起爆剤になれるか注目だ。
公開日:2023.05.30