浅野翔吾が途中出場で一時逆転の2点適時三塁打
6月4日、鎌ヶ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグの日本ハムファイターズ戦に、6回の守備から途中出場した浅野翔吾は、2打数1安打2打点。一時逆転の2点タイムリースリーベースヒットを放ち、約2週間ぶりの実戦で勝負強い打撃を見せ、1軍昇格へアピールした。
9回、2アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った浅野翔吾は、日本ハムファイターズ7番手・石川直也の3球目143kmストレートを捉え、センターへの一時逆転の2点タイムリースリーベースヒットを放った。
5月18日のイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦では、笠原祥太郎からホームランを放っており、甘い球を逃さず、振りぬくことができるようになってきたことで長打が増えてきている。
浅野翔吾は、2022年ドラフト1位で巨人に入団したルーキー。甲子園を沸かせたスター性、大舞台での強さを備え、広角に長打を放つことができる打撃、肩の強さ、脚力も兼ね備えており、トリプルスリーを狙える走攻守の三拍子が揃った巨人の近未来の主軸候補だ。
坂本勇人、丸佳浩が打撃復調で勢いづき始めている巨人打線に、近未来の巨人の主軸候補である浅野翔吾が加われば、巨人打線はノリに乗ってくるだろう。
浅野翔吾にはさらに打撃の状態を上げ、1軍昇格を果たし、トリプルスリーを狙える逸材であることを証明する活躍を見せてもらいたい。
公開日:2023.06.05