渡辺諒が決勝の先制タイムリーヒット
6月11日、エスコンフィールドで行われたセ・パ交流戦の日本ハムファイターズ戦に、「6番・三塁」で先発出場した渡辺諒は、4打数1安打1打点。打撃不振の佐藤輝明の代役として三塁でスタメン出場を果たし、決勝点となる先制タイムリーヒット。11打席ぶりのヒットで、阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。
2回、1アウト3塁のチャンスの場面で打席に立った渡辺諒は、日本ハムファイターズ先発の北山亘基の2球目150kmストレートをセンターへ弾き返し、決勝点となる先制タイムリーヒットを放った。
佐藤輝明に代わり、「6番・三塁」で3試合ぶりに先発出場した渡辺諒は、6月1日の西武ライオンズ戦以来、11打席ぶりのヒットとなる決勝の先制タイムリーヒット。古巣日本ハムファイターズ撃ちを果たし、4試合ぶりの先制点に岡田監督も絶賛した。
トレードの交換相手である江越大賀に、9日の初戦ではホームランを放たれ、10日の2戦目では8回にツーベースヒットを許して決勝点の口火を切られていた。その江越が躍動する姿に渡辺諒は奮い立ち、強い想いを胸に積極的にバットを振り、阪神タイガースの連敗を「3」で止める活躍を成し遂げた。
この試合で渡辺諒の前を打った打撃不振の佐藤輝明の代役として、プロ初5番に抜擢された前川右京も渡辺諒の決勝点を呼び込むスリーベースヒットを放ち、佐藤輝明の代役に名乗りを挙げている。
渡辺諒には、前川右京に負けじと結果を残し、打撃不振の佐藤輝明の代役として、さらなる結果を残してもらいたい。
公開日:2023.06.13