パーラはメジャーでゴールデングラブも受賞
リーグ連覇を目指すジャイアンツ。補強戦力が機能すれば、十分に目標達成できるだろう。
投手陣は昨季15勝の山口俊(現ブルージェイズ)がメジャーに移籍し、大きな穴が空いた。
そこで新助っ人右腕のサンチェスを獲得。メジャー経験は少ないが、昨季は韓国で17勝を挙げており、先発として期待される。
また、セットアッパー候補として速球派右腕のビエイラも獲り、マシソンが抜けた救援陣も補強した。
野手陣では昨年までの助っ人勢を放出し、メジャー通算11年で1312安打のパーラを獲得。中軸を担える打力があり、外野手としての守備能力も高い。
一方、ポジションでは二塁だけが流動的で、ここが若手の競争の場。誰が固定されるか注目したい。
ドラフトでは高校生重視で若返りを図り、1位で右腕の堀田賢慎を獲得。150キロに迫る直球が魅力で、(右ひじ手術で復帰まで時間はかかるが)将来のエース候補だ。
ーー次回【読売ジャイアンツ投手編】へ続く
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(初出:【野球太郎No.034 (2020年月2月25日発行)】)
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公開日:2020.04.07