直江大輔が2回無失点2奪三振の好投

6月21日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に、読売ジャイアンツ2番手・谷岡竜平に代わり、3番手でマウンドに上がった直江大輔は、2回を24球で1安打無失点2奪三振。6日の西武ライオンズ戦以来となる登板で2試合連続無失点の好投を披露し、1軍再昇格へアピールした。

7回、読売ジャイアンツ2番手・谷岡竜平に代わり、3番手でマウンドに上がった直江大輔は、先頭打者の和田康士朗を初球ストレートでファーストゴロ、続く池田来翔を4球目131kmスライダーで見逃し三振、最後は友杉篤輝を6球目134kmフォークでサードゴロに打ち取り、三者凡退に抑える。

続く8回も続投してマウンドに上がった直江大輔は、金田優太を4球目144kmストレートでショートライナー、山本大斗を5球目145kmストレートで空振り三振に抑え、簡単に2アウトを奪うも、茶谷健太にセンターへ運ばれ、2アウトながらランナーを背負う展開に。しかし最後は松川虎生を3球目132kmフォークでサードゴロに打ち取り、危なげなく2回を無失点で切り抜けた。

今シーズン1軍では16試合に登板し、一時は勝ちパターンを任されたが、防御率3.86と次第に調子を落とし、5月14日に1軍登録を抹消されていた。ファームでは疲労で崩れたフォームを久保投手コーチと修正し、本来のストレートの勢いを取り戻しつつあり、勝ちパターン復活へ向け、順調に調整を進めている。

不安が残る巨人中継ぎ陣の一角として直江大輔が1軍復帰を果たし、大勢へ繋ぐ巨人勝利の方程式入りを果たす投球を期待したい。