船迫大雅が7試合連続無失点で3勝目をマーク
7月4日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテマリーンズ戦に、読売ジャイアンツ先発の京本眞に代わり、2番手でマウンドに上がった船迫大雅は、2回を16球で1安打無失点1奪三振。7試合連続無失点を記録し、3勝目をマーク。7月防御率0.00と安定感抜群の投球で、1軍再昇格へアピールした。
6回、読売ジャイアンツ先発の京本眞に代わり、2番手でマウンドに上がった船迫大雅は、先頭打者の山本大斗に2球目131kmスライダーをバットの先に引っ掛けられ、不運な内野安打を許し、ノーアウト1塁とランナーを背負う展開に。しかし、船迫大雅は動じることなく、松川虎生を2球目148kmストレートでセカンドファールフライ、西川僚祐を6球目148kmストレートでダブルプレーに仕留め、無失点でこの回を切り抜ける。
さらに、7回も続投した船迫大雅は、先頭打者の三木亮を2球目147kmストレートでライトフライ、植田将太を初球146kmストレートでセカンドライナー、最後は勝又琉偉を3球目134kmスライダーで空振り三振に切って取り、三者凡退で抑えた。
船迫大雅は、3月31日の中日ドラゴンズとの開幕戦で3者連続三振と鮮烈デビューを飾る。だが4月6日DeNAベイスターズ戦で楠本泰史に3ランホームランを浴びるなど、4試合で2回2/3を投げて3安打3失点、防御率10.13と結果を残せず、2軍降格となっていた。
ここ最近6試合では、6月13日のヤクルトスワローズ戦、17日のDeNAベイスターズ戦では、2試合連続で勝利を挙げ、20日の千葉ロッテマリーンズ戦では初セーブを挙げるなど、好投を続けている船迫大雅。この試合も2回を1安打無失点1奪三振としっかりと無失点に抑え、7試合連続無失点を記録。7月防御率0.00と安定感ある投球で1軍再昇格へ準備は整っている。
7試合連続無失点の船迫大雅が1軍昇格を果たし、守護神・大勢の代役となれるほどの活躍を披露できるか注目だ。
公開日:2023.07.05