坂本勇人の代打で途中出場のオコエ瑠偉が逆転サヨナラ2ランHR

7月26日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの西武ライオンズ戦に、坂本勇人の代打で途中出場したオコエ瑠偉は、2打数2安打2打点1HR。逆転サヨナラ2ランホームランを放つなど、今シーズン8度目のマルチヒットを記録。1軍再昇格へアピールした。

7回、1アウト走者なしの場面で、坂本勇人の代打で打席に立ったオコエ瑠偉は、西武ライオンズ2番手・粟津凱士の2球目142kmストレートをライトへヒットを放ち、喜多隆介の追撃のタイムリーヒットを呼び込んだ。

さらに、9回ノーアウト1塁の場面で打席に立つと、オコエ瑠偉は西武ライオンズ4番手・田村伊知郎の3球目146kmストレートを強振すると、レフトスタンドへ突き刺さる今シーズン2号アーチは劇的な逆転サヨナラ2ランホームランとなった。

オコエ瑠偉は開幕1軍を掴んだ今シーズン、36試合に出場し打率.243、2本塁打。7月1日に長野久義の1軍昇格を受けて、出場選手登録を抹消された。降格前の直近5試合では、スタメン出場は1試合のみ、代打で起用されることが多かったが、結果は8打数1安打と勢いにのることができなかった。

2軍降格後も早く1軍に呼ばれるようにしっかり結果を残したいと意気込みを見せるオコエ瑠偉は、7月23日のDeNAベイスターズ戦で4安打固め打ちを披露するなど、直近3試合で11打数6安打3打点1HR、打率.545と打撃好調を維持している。

今シーズン3度目の正直で、1軍再昇格を果たし、巨人の外野スタメンを奪取するほどの活躍を披露してもらいたい。