助っ人外国人列伝/ホエールズ&ベイスターズ編
昔から左右の強打者が多く活躍し、ハマのファンから愛されたホエールズ&ベイスターズの助っ人たち。キャラが濃く、実力派揃いの歴代助っ人を振り返る!
堅実に安打を重ねる技巧派プレーで球団史上初の首位打者に輝く!
大洋通算成績3年:(1978〜1980)
325試合 打率.306 12本塁打 92打点
ブレーブスやメッツの正二塁手で通算1617安打とバリバリのメジャーリーガーだったフェリックス・ミヤーン。巧打堅守で機敏なため「キャット」の愛称で活躍していたが、35歳と高齢でケガ持ちだったことから契約がまとまらず、ボイヤーの紹介で1978年にホエールズ入り。長めのバットを短く持って極端に寝かせるフォームが特徴で、長打こそ少なかったが広角に鋭い打球を打ち分け、2年目の1979年は打率.346でチーム初の首位打者に輝いた。36歳でのタイトル獲得は川上哲治の最高齢記録を塗り替えたものである。また、早打ちながら選球眼に非常に長けており、3年間でわずか52三振と安定感もあった。1980年に退団して翌年に現役を引退したが、大洋時代の背番号「16」は巧打堅守の高木豊が引き継いだ。
『がっつり!プロ野球26号』1月30日発売!!
公開日:2020.04.15
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