北村拓己が勝ち越しの3号2ランホームラン
7月30日、戸田球場で行われたイースタン・リーグのヤクルトスワローズ戦に、「3番・遊撃」で先発出場した北村拓己は、4打数2安打2打点1HR2四球。勝ち越しの3号2ランホームランを放つなど、今シーズン12度目のマルチヒットを記録し、1軍再昇格へアピールした。
初回、1アウト1塁の場面で打席に立った北村拓己は、フォアボールで出塁した松原聖弥が盗塁を失敗し、2アウト走者なしとなった場面で、ヤクルトスワローズ先発の竹山日向の6球目スライダーをレフトへ弾き返し、2アウトながら2塁のチャンスを演出。しかし、岡田悠希がレフトフライに倒れ、得点は奪えなかった。
さらに3回、先頭打者の浅野将吾が同点のソロホームランを放ち、なおノーアウト1塁の場面で打席に立つと、北村拓己は再び竹山日向の4球目142kmストレートをコンパクトに振り抜き、レフトスタンドに運ぶ勝ち越しの3号2ランホームランを放った。
北村拓己は6月24日に20日ぶりに1軍再昇格を果たしていたが、その後6試合に出場し、8打数1安打と1軍に留まる活躍を披露できなかった。そのため7月8日に今シーズン1軍初昇格の中島宏之に代わり、出場選手登録を抹消されていた。
2軍降格後は7月9日のヤクルトスワローズ戦から8試合連続安打を記録するなど、打撃好調を維持しており、1軍再昇格へアピールを続けている。
ポスト坂本勇人候補の一人として期待される北村拓己には、1軍再昇格を果たし、中山礼都、門脇誠に負けじと1軍でしっかり結果を残す活躍を期待したい。
公開日:2023.07.31