井上広大が勝ち越しの2点タイムリーツーベースヒットなど二塁打3本の活躍
8月1日、ナゴヤ球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「6番・右翼」で先発出場した井上広大は、5打数3安打3打点。勝ち越しの2点タイムリーツーベースヒットを放つなど3本のツーベースヒットを放ち、夏の長期ロードでの1軍再昇格へアピールした。
2回、先頭打者で打席に立った井上広大は、中日ドラゴンズ先発の福谷浩司の初球147kmツーシームをライト線に運び、ツーベースヒット。ノーアウト2塁のチャンスを演出した。しかし、後続が倒れ、得点は奪えなかった。
さらに、6回1アウト1塁の場面で打席に立つと、井上広大は再び福谷浩司の2球目145kmツーシームを捉え、レフトへ追撃のタイムリーツーベースヒットを放った。
最後は、8回2アウト満塁のチャンスの場面で井上広大は、中日ドラゴンズ4番手・福島章太の4球目144kmストレートをレフトへ勝ち越しの2点タイムリーツーベースヒットとし、3安打猛打賞を記録した。
井上広大は、5月19日に1軍再昇格の森下翔太に代わり、小野寺暖と共に2軍降格となっていた。
2軍降格も下を向くことなく早期1軍復帰へ意気込みを見せる井上広大は、6月17日のウエスタンリーグの広島カープ戦で7号2ランホームラン、27日の石川ミリオンスターズとの練習試合でも先制のソロホームランを放つなど、結果を残し、1軍再昇格へアピールしていた。
井上広大には早期1軍復帰を果たし、近本光司が復帰し、状態が上向き始めた佐藤輝明の躍動で波に乗り始めた阪神タイガース打線で大山悠輔と共に躍動する森下翔太に負けじと結果を残し、阪神タイガース打線の要に成長してもらいたい。
公開日:2023.08.02