菊田拡和が貴重な追加点となるタイムリーツーベースヒット
8月5日、ジャイアンツ球場で行なわれたイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦に、「5番・一塁」で先発出場した菊田拡和は、3打数2安打1打点1四球。貴重な追加点となるタイムリーツーベースヒットを放つなど、今シーズン17度目のマルチヒットを記録。3試合連続安打でここ3戦打率.500と打撃絶好調で1軍再昇格へアピールした。
4回、1アウト走者なしの場面で打席に立った菊田拡和は、DeNAベイスターズ先発の小園健太の3球目129kmスプリットをレフトへ運び、出塁。
さらに、6回2アウト1塁の場面。菊田拡和は橋本達弥の初球145kmストレートを捉え、ライトフェンス直撃の貴重な追加点となるタイムリーツーベースヒットを放ち、今シーズン17度目のマルチヒットを記録した。
5月9日のDeNAベイスターズ戦で、菊田拡和はプロ初打席を迎えるも、ショートゴロに倒れる。その後も代打で合計6試合に出場したが、フォアボールを1つ選んでの出塁のみで、初ヒットは生まれず、5月25日に中田翔と入れ替わりで2軍降格となっていた。
その後、菊田拡和は、坂本勇人のリハビリ中に助言を求めヒントを得ると、7月13日の楽天イーグルス戦で逆転の5号サヨナラ2ランホームラン。
現在は7月30日のヤクルトスワローズ戦で3安打3打点と猛打賞を記録する活躍を見せ、3試合連続安打を記録しており、ここ3戦打率.500と打撃絶好調を維持している。
坂本勇人の助言で打撃覚醒の予感漂う菊田拡和が1軍再昇格を果たし、今シーズンの目標である1軍での初ヒットと初ホームランを達成する姿を早く見せてもらいたい。
公開日:2023.08.06