北條史也が追撃の適時二塁打を放つなど長打2本の活躍
8月6日、ほっともっとフィールド神戸で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、「7番・二塁」で先発出場した北條史也は、2打数2安打1打点1四球。追撃のタイムリーツーベースヒットを放つなど、今シーズン6度目のマルチヒット。2試合連続安打を記録し、ここ2戦打率.500と打撃好調で、1軍昇格へアピールした。
4回、2アウト2塁のチャンスの場面で打席に立った北條史也は、オリックス・バファローズ先発の佐藤一磨の3球目141kmストレートを捉え、レフトへ追撃のタイムリーツーベースヒットを放った。
さらに7回、先頭打者で打席に立つと、北條史也はオリックス・バファローズ3番手・中田唯斗の初球150kmストレートをセンターへ弾き返し、ノーアウトのランナーとして出塁。井坪陽生のタイムリーヒットを呼び込んだ。
北條史也はここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして、阪神タイガースにとって必要不可欠な存在。だが、今シーズンは2軍キャンプでスタートし、開幕1軍も逃していた。
近本光司の復活に、佐藤輝明の復調で勢いに乗る阪神タイガース打線をさらに勢いづける為、岡田監督には今こそ阪神タイガースの起爆剤として、虎の元気印である北條史也を1軍に呼び寄せてもらいたい。
木浪聖也と小幡竜平の阪神タイガース正遊撃手争いへ割って入る存在としても期待がかかる。
北條史也が1軍昇格を果たし、ここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして、阪神タイガースの起爆剤となれるか注目だ。
公開日:2023.08.08