近藤愛斗が6回2/3を8安打2失点7奪三振の粘投
夏の甲子園大会第5日の8月10日に行われた第1試合で登場した浜松開誠館(静岡)の近藤愛斗は、6.2回を122球で8安打2失点7奪三振4四球。浜松開誠館の春夏通じて甲子園初勝利に貢献し、令和になって静岡県勢初の初戦突破を果たした。
1回に東海大熊本星翔の百崎蒼生にいきなりツーベースヒットを浴び、渡嘉敷篤弘の内野ゴロの間に先制を許した。2回にも藤井風伍、玉木稜真、加地俊介に3連打を浴び、1点を失うも最少失点で乗り切り、ストレートは自己最速にあと2kmに迫る147kmを計測するなど、粘り強い投球で7回途中まで投げ切った。
5回に新妻恭介が逆転の2ランホームランを放ち、8回に深谷哲平のタイムリーヒットで東海大熊本星翔を突き放した浜松開誠館が5-2で東海大熊本星翔を下し、春夏通じて甲子園初勝利を挙げ、令和になって静岡県勢初の初戦突破を果たした。
近藤愛斗(こんどう まなと)/浜松開誠館【静岡】
177cm85kg 右投右打 投手
変化球:スライダー、カットボール、カーブ、フォーク
2年生の秋からエースとしてチームを牽引する最速149kmの直球を持つプロ注目右腕。
最速149kmのストレートを主体に、スライダー、カットボール、カーブ、フォークなど複数の変化球を交え、打者を打ち取る本格派だ。
3年生の7月の紅白戦で自己最速149kmを計測した。
高卒プロ入り志望を持つ近藤愛斗を複数球団が興味を示している。
公開日:2023.08.11