高橋煌稀が1回無安打無失点2奪三振の好投
夏の甲子園大会第7日の8月12日に行われた第4試合に登場した仙台育英(宮城)の高橋煌稀は、1回を7球で無安打無失点2奪三振。1回無安打無失点2奪三振と聖光学院打線を寄せ付けない投球で高橋煌稀が9回を締め、仙台育英を全国制覇した昨夏に続く3回戦へ導いた。
9回、仙台育英2番手・湯田統真に代わり、3番手でマウンドに上がった高橋煌稀は、先頭打者の三好元気を3球目147kmストレートで空振り三振。代打・石田渉を初球102kmカーブでレフトフライに打ち取り、最後は松尾学武を3球目145kmストレートを空振り三振に切って取り、聖光学院打線を三者凡退に抑えた。
仙台育英は、2回に湯浅桜翼の幸運な2点タイムリーツーベースヒットで勝ち越し、7回に湯浅桜翼のタイムリーツーベースヒット、浜田大輔の2点タイムリーツーベースヒットで3点を奪う。終盤の攻勢で聖光学院を突き放し、8-2で聖光学院を破り、全国制覇した昨夏に続く3回戦へ駒を進めた。
高橋煌稀(たかはし こうき)/仙台育英【宮城】
183cm85kg 右投右打 投手
変化球:スライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップ、スプリット
最速150kmの伸びのある直球を持ち、昨夏の甲子園で145kmを計測したプロ注目右腕。
須江航監督からチームNo.1と高く評価される制球力をフルに生かして主力投手として活躍。2年時(昨夏)の甲子園で初Vを達成した。
ソフトバンクなど複数球団が興味を示している。
公開日:2023.08.13