島田海吏が親子ゲームでダメ押しのタイムリーヒット
8月13日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「2番・DH」で先発出場した島田海吏は、3打数1安打1打点。親子ゲームでダメ押しのタイムリーヒットを放ち、1軍でのスタメン起用へアピールした。
5回、1アウト1、3塁のチャンスの場面で打席に立った島田海吏は、広島カープ先発のコルニエルの6球目149kmストレートをライトへ弾き返し、ダメ押しのタイムリーヒットを放った。
島田海吏は、9日の巨人戦で、7回に左中間への飛球を近本光司と交錯し、打球をグラブに当てながら落球する失策。その直後、一時逆転となる2ランホームランを中田翔に放たれ、悔し涙を流していた。
しかし、翌10日の巨人戦では、7回にノイジーのツーベースヒットから代走を送られ出場すると、ノーアウト1、3塁の木浪聖也の打席で戸郷翔征の不意を突いたけん制に、中田翔が投げられてから気づいて捕球ミス。その間に激走し、一時同点となる好走塁を見せ、前日の落球の悔しさを晴らした。
12日の広島カープ戦に親子ゲームで臨んだ小野寺暖が3安打猛打賞の活躍を見せ、翌13日のヤクルトスワローズ戦で7月15日以来の1軍スタメンに抜擢され、逆転の2点タイムリーヒットを放つ活躍を見せた。
島田海吏も小野寺暖に続き、親子ゲームからの1軍戦出場で、近本光司、ノイジー、森下翔太と現状固まりつつある外野スタメンの牙城を崩す活躍を期待したい。
公開日:2023.08.15