笹原操希が2軍公式戦初ホームランとなる決勝の逆転3ランHR
8月19日、ジャイアンツ球場で行なわれたイースタン・リーグのヤクルトスワローズ戦に、「9番・右翼」で先発出場した笹原操希は、4打数1安打3打点1HR。2軍公式戦初ホームランを決勝の逆転3ランホームランとし、今オフでの支配下登録へアピールした。
4回、2アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った笹原操希は、ヤクルトスワローズ先発の原樹理の2球目138kmシュートを逆らわずに弾き返す。グングンと伸びた打球はライトスタンドへ飛び込む決勝の逆転3ランホームランとなり、2軍公式戦初ホームランを記録した。
笹原操希は上田西から2021年の育成ドラフト4位で巨人に入団した打撃センス抜群の外野手だ。ボディーバランスが良く、打撃では遠くに飛ばせるパワーを兼ね備えたパンチ力ある打撃がウリで、遠投105mの強肩、50m6秒0の俊足を活かした守備範囲の広さも武器だ。走攻守揃った選手として期待されている。
プロ入り後は、継続的にウェートトレーニングに取り組み、体重を約7kg増やし、80kgになった効果が、プロ入り後初となった逆方向へのホームランという最高の結果として出た。
2軍公式戦初ホームランを自信に変え、笹原操希にはさらなる結果を残し、今オフでの支配下登録を掴み取り、大谷翔平級のホームランを放つ活躍を見せる秋広優人のようなブレイクを果たしてもらいたい。
公開日:2023.08.20