今週の重賞はキーンランドカップと新潟2歳S
今週は、札幌競馬場で世界の名手達が集まる「ワールドオールスタージョッキーズ」開催される。この「ワールドオールスタージョッキーズ」とは、招待された外国人騎手、JRA所属の騎手、地方代表の騎手らが個人戦に加え、WAS選抜とJRA選抜に分けチーム対抗戦も行う国際騎手招待レースである。
その札幌競馬場では、サマースプリントで重要な1戦「キーンランドカップGⅢ」が開催され、また新潟競馬場では未来のスターホースの登竜門「新潟2歳ステークスGⅢ」が開催される。
両レースの過去10年のデータから過去10年で3着にも入れていない「死の馬番」に入った馬を紹介しよう!!
キーンランドカップ:GⅢ(札幌競馬場)
1996年にオープン競走として始まり、2006年に短距離戦の整備に伴いGⅢへ格付けされ、サマースプリントシリーズの競走に指定される。
2014年からは1着馬にスプリンターズステークスの優先出走権が与えられている。
「キーンランドカップGⅢ」で過去10年3着内すら入れていない「死の馬番」に入ってしまったのが、3番レッドベルオーブである。
残念ながら厳しい馬番に入ってしまった3番レッドベルオーブだが、そのジンクスを破る走りを出来るのか、期待したいところである。
新潟2歳ステークス:GⅢ(新潟競馬場)
1968年に創設され、1984年にグレード制導入によりGⅢへ格付けされた。2歳戦では最初のマイル以上の重賞ということもあり、過去にはセイウンワンダーやハープスターなどのGⅠ馬を輩出するなど、未来のスターホースの登竜門的レースである。
そのレースで、過去10年3着内すら入れていない「死の馬番」は存在するのか!?
今年は12頭立てという事もあり「死の馬番」に入った馬はいなかったが、それに準ずる連対した事のない「準・死の馬番」に該当する馬がいる事が判明した。
その馬とは、永島まなみ騎手が乗る5番ルクスノアである。
藤田菜七子騎手、今村聖奈騎手に続く3人目の女性騎手による重賞制覇が期待されていただけに、厳しいデータを突き付けられてしまった。
果たして、「死の馬番」に入ってしまった馬の巻き返しはあるのか!?
発走は、キーンランドカップが8月27日 札幌競馬場 11レース 15時35分
新潟2歳ステークスが8月27日 新潟競馬場 11レース 15時45分予定。
公開日:2023.08.26