昨年は1軍で1試合登板に留まったが…
千葉ロッテマリーンズの高卒4年目セットアッパー、横山陸人(よこやま・りくと)。千葉県・専大松戸高校から2019年のドラフト4位で入団した成長著しい右腕だ。
今季は9月12日時点で既に30試合に登板し、7ホールド、1セーブ、1勝を挙げている。昨季は1軍登板は1試合に留まり、2軍でも35試合登板ながら防御率4.05と望まれた結果ではなかった。
昨季までの違いを問うと「ストレートの力強さはもちろん、シンカーやスライダーで空振りを取れるようになった」と語る。
ここ数年間、自分の課題は変化球と位置付けてきた横山陸人。目標とする守護神、益田直也と自主トレする中で、メンタルの持ち方や準備の仕方などを学んできた。
良いお手本が近くにいる環境で着実に成長を遂げてきた横山陸人。ポストシーズン、そして日本シリーズでも、その力を発揮してほしい。
取材日:23年8月30日 インタビュアー:花田雪 協力:千葉ロッテマリーンズ
公開日:2023.09.14