G1へ向け重要レース
9月後半となっても異例の暑さが続いているが、今週末はそれを超える熱い戦いが阪神、中山で開催される。
それは、阪神で菊花賞トライアルの「神戸新聞杯」とタイトルホルダーが復帰する中山での「オールカマー」である。両レース過去10年のデータから、3着内すら入れていない馬番「死の馬番」を発表していく!!
阪神競馬場「神戸新聞杯」
1953年に創設。1984年にGⅢへ、さらに1987年にはGⅡへ格上げされている。1991年からは菊花賞トライアルとして優先出走権が与えられるようになった。
勝ち馬には錚々たる顔ぶれが並び、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルなどの3冠馬の名も刻まれている。
その名馬への登竜門レース「神戸新聞杯」で過去10年で3着にも入れていない「死の馬番」を調査。すると日本ダービーで3着に入った13番ハーツコンチェルトが該当していることが分かった(2020年から2022年の3年間は中京競馬場で開催されていたので、それを除く2010年から2019年のデータを使用)。ハーツコンチェルトは神戸新聞杯で1番人気有力だが、厳しいデータとなった。
中山競馬場「オールカマー」
1955年に創設。1984年にGⅢへ、1995年にGⅡへ格上げされる。2014年より天皇賞(秋)の優先出走権が与えられている。
過去にはオグリキャップやマツリダゴッホ、ゴールドアクターなどのグランプリ馬が勝っているレースである。
では、「死の馬番」は?というと、10番エヒト、14番マリアエレーナ、15番ウインマリリンの3頭が該当した。特に⑩エヒトと⑮ウインマリリンは穴人気になりそうだが、気になるデータを突き付けられてしまった。
ちなみに話題の「タイトルホルダー」が入った2枠2番は、枠では最多の勝ち星を挙げており、馬番でも勝ち星を挙げている。勝ち馬に近い枠と馬番に入ったと言ってもいいだろう。
果たして、それぞれ「死の馬番」に入ってしまった馬達は、このジンクスから逃れることが出来るのか?
発走は、「神戸新聞杯」が9月24日 阪神競馬場 11レース 15時35分予定。
「オールカマー」が9月24日 中山競馬場 11レース 15時45分予定。
公開日:2023.09.23