求められているのは、スポーツだけに傾注しない人材
「楽天はスポーツを活用したグローバリゼーションにおいて既に先頭を走っているという印象があります。世界的に一流のコンテンツと手を組むことによって日本から世界への発信を体現しています。その戦略上の重要な局面に携われるのは純粋に嬉しく、やり甲斐を感じますよね。
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一方で扱っているコンテンツの大きさ故に、コンテンツホルダーとの対峙をする中での会話、交渉、会議など日々の業務にはなかなかの緊張感があります。それを含めてのやりがいとも言えますが、一瞬たりとも気を抜くことができません。日々、クラブや選手のコンディションや勝敗によって状況が変化する中で、それに対して場面場面で的確に判断を下していくことはかなり重要になってきます。
また、業界で働きたいと思っている方には、グローバルに仕事をするのであれば最低限の英語力は必要な時代に突入したということはお伝えしたいです。
我々の事業部では入社のタイミングでTOEICスコア 800点をひとつの指標としており、基本的にビジネスにおいて外国人との会話で困らない程度がベンチマークです。ここは最低限の資格として保有しておくべきと考えています。
もう1つは、スポーツ単体に没頭しないことが重要です。
これは私見なので正しいか、正しくないかは別として、私は国際的な企業で多種多様な経験をしてきたことから、視野は確実に広がっている実感があります。近視眼的にならず、俯瞰的に状況をみることができると自負しています。そして、それが業務の中で生きています。
1つの企業にいても色々な経験の機会に対し積極的に手を挙げ、日々の生活の中でスポーツ以外の事象にも目を向けたりすること。これは重要です。例えば、私で言えば、スポーツと音楽はどういう風に手を結べるのか、スポーツとアートはどのような表現に昇華できるのか、もしくはスポーツと政治はどのように関連しているのか、といった複合的な視野を持つようにしていますね。
日々の情報のアンテナの張り方を単一にしてはいけないな、と。私自身も幅広い分野への興味をできるだけ心掛けるようにしています。それがクリエイティブな仕事を生み出すコツでもあるのかな、と。」
【インタビュー】楽天株式会社
グローバル スポンサーシップ オフィス ヴァイス オフィスマネジャー 堀弘人
【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
スポジョバは、2019年8月23日にリリースしたばかりのスポーツ業界に特化したマッチングサービスです。スポジョバのサイト内には、スポーツ業界の求人情報を中心としつつ、特集記事やセミナー、イベント情報も掲載します。「スポーツ好きなあなたがスポーツ業界をもっと良くする」をコンセプトに「価値あるスポーツの繋がりを作る」ことをミッションにしています。
公開日:2020.04.30