3コースからとカド4コースからのまくり差しが決まった時の予想方法!よく出る「セット舟券」のパターン
まくり差しは現代ボートレースにおける最も人気のある決まり手と言って過言ではありません!とにかく決まったときがカッコいいのです!!
3コースからのまくり差しの場合
インコースと2コースの間を3コースから狙うので、比較的インコースは2着に残りやすくなります。その逆に、このパターンのまくり差しの場合は外のボートは行き場がなくなるので、まくり差しを狙うと3–1で決まる結果がメインになります。また、1号艇が膨らみすぎて、2号艇が2着に残る3–2も考えておきたいところです。
3–1になるまくり差しパターン
3–2になるまくり差しパターン
カド4コースからのまくり差しの場合
4コースのダッシュからスタートを決めて攻めていく態勢になっても、1コースの選手もスタートを決めて、これはまくり切れないと判断したときに1号艇の内側を差すケースです。このときも3 コースまくりのときと同様に、やはり1コースのボートが残りやすくなります。なので、まくり差しだと4–1 で決まる結果がメインになります。
ダッシュから4コースの選手が攻めて、1号艇の抵抗にも負けずにまくり切ると、126ページで説明したように、その外側5コースの選手、もしくは勝率の高いレーサーが6コースにいた場合はその選手の出番となるわけです!
繰り返しますが、
・攻めるボートの横がセット
これはとにかく覚えておいてください!
4–1になるまくり差しパターン
【要チェック!】
ここで簡単におさらいをしておきましょう。初めての舟券を購入するときは、
まず1号艇が勝ちそうかどうかをチェック!
勝ちそうなら1号艇の1着を基本に2連単、3連単で相手を探す!
相手候補は105ページでチェックした〇の2個重なっている選手が最有力!
1号艇が負けそうだと感じたら、3号艇(3コース)や4号艇(4コース)のまくり&まくり差しのパターンを考える!! といった感じです。とにかく、まずは100円で舟券を買って、そしてレースを見て興奮してみてください!
【出典】『究極のボートレースガイドブック』著:西野精治
【書誌情報】
『究極のボートレースガイドブック』
著:西野精治
近年、コロナ禍の影響もあり公営ギャンブル市場は毎年のように売り上げを伸ばしています。スマートフォンの普及で手軽に参加できることもあり、今やバブル期の売り上げを上回る状況となっています。この公営競技の中でも最もファンや売り上げを伸ばしているのがボートレース(競艇)。公営ギャンブルと言えば中央競馬(JRA)を思い浮かべる人が多いはずです。たしかに昔から競馬ファンは多く、馬券の売り上げが全公営競技の中でダントツに大きかったのですが昨今は状況が変わりつつあります。ボートレースの人気は急上昇、舟券の売り上げは2兆4142億円(2022年度)と約3兆円の中央競馬に肩を並べるまでになっていて、新規のボートレースファンが増加していることを示しています。とはいえ、初心者にはどうやってボートレースを予想していいのかが分からないのも事実。最初は誕生日とか好きな番号、好きな色、カッコいい選手などの理由で舟券を買うのもありですが、ずっとそのレベルではボートレースを本当に楽しめているとは言えないでしょう。本書はその域を脱して「選手の実力」「有利なコース」「レース展開」「モーターやボートの性能の見極め」などを知ることによって、「自分でレースの予想、推理」ができるようになることを伝授する1冊です。著者の永島知洋氏は「ボートレース楽しむプロ」としてほぼ毎日のようにテレビ番組やYouTubeのレース配信番組でボートレースの面白さ、楽しみ方を身をもって示している人です。小難しいことは抜きに「興味はあるけど専門知識ゼロの人が、とりあえず舟券を予想できてレースを楽しめるようになる」をコンセプトに書き下ろした1冊です。
公開日:2023.11.27