郡拓也が先制の適時打放ち3試合連続適時打
4月13日、カーミニークで行われたイースタン・リーグの西武ライオンズ戦に、「6番・一塁」で先発出場した郡拓也は、5打数2安打1打点。先制のタイムリーヒットを放つなどマルチヒット、3試合連続適時打、4試合連続安打を記録。打率.350と打撃好調で1軍昇格へアピールした。
2回、先頭打者で打席に立った郡拓也は、西武ライオンズ先発の浜屋将太の3球目139kmストレートをセンターへヒットを放ち、4試合連続安打を記録。
さらに、6回2アウト1、3塁のチャンスの場面で、郡拓也は再び浜屋将太の3球目120kmチェンジアップをレフトへ先制のタイムリーヒットを放ち、3試合連続適時打を記録した。
郡拓也は3月に若林晃弘とのトレードで日本ハムから巨人に移籍し、本職の捕手に加え、一塁、二塁、三塁、外野も守れるスーパーユーティリティーを武器に開幕1軍入りを果たしたが、3月30日の阪神タイガース戦に出場するも1打席のみで、1試合に出場して打率.000、0本塁打、0打点で4月5日に出場選手登録を抹消されていた。
しかし、郡拓也は11日のオイシックス戦では1点を追う8回1アウト2塁のチャンスの場面で代打で起用され、センター前へ同点タイムリーヒットを放ち、8日のDeNAベイスターズ戦で8回に1点を挙げて以来、20イニングぶりの得点をもたらすなど、3試合連続適時打、4試合連続安打を記録しており、桑田2軍監督もいつでも1軍で勝負できると太鼓判を押している。
郡拓也には、1軍再昇格を果たし、大城卓三、小林誠司が争う巨人正捕手の座だけでなく、内外野どこでも守れるユーティリティを武器に、岡本和真&坂本勇人を脅かす存在になってもらいたい。
公開日:2024.04.15