京本真が6試合連続無失点で防御率0.00
4月21日、平塚で行われたイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦に、読売ジャイアンツ3番手でマウンドに上がった京本真は、1回を12球で1安打無失点。6試合連続無失点を記録。9試合連続自責点0、防御率0.00と好投を続け、1軍昇格へアピールした。
7回、読売ジャイアンツ3番手でマウンドに上がった京本真は、先頭打者の西浦直亨に7球目149kmストレートをライトへ運ばれ、ノーアウトでランナーを背負う展開に。しかし、ここで動じなかった京本真は、西巻賢二に2球目145kmストレートをバントされるもしっかり処理をし、ランナー2塁と得点圏に進まれるも、森敬斗を2球目138kmフォークでレフトフライ、最後は勝又温史をフォークでセカンドゴロに抑え、無失点で切り抜けた。
京本真は、2021年育成ドラフト7位で巨人に入団し、3月6日に支配下昇格をつかんだ今シーズン注目の右腕だ。しかし、オープン戦では4試合に登板し、防御率3.60と結果を残せず、開幕直前に2軍落ちとなっていた。2軍のようにストレートで空振り、見逃しが取れなかった1軍の舞台で通用する直球を身につけるべく取り組んでいる。
今シーズンは、4月2日の千葉ロッテマリーンズ戦で、1失点は記録したものの、開幕から9試合連続自責点0と未だ自責点はついておらず、防御率0.00を継続しており、いつ1軍に呼ばれてもおかしくない結果を残している。
京本真には、戸郷翔征に続く巨人の新エースになるべく、山崎伊織、菅野智之ら巨人先発ローテーションに割って入る存在へと成長してもらいたい。
公開日:2024.04.23