ケラーがわずか8球で1回0封1Kの完全投球
5月7日、戸田球場で行われたイースタン・リーグのヤクルトスワローズ戦に、読売ジャイアンツ3番手でマウンドに上がったカイル・ケラーは、1回を8球で無安打無失点1奪三振。わずか8球でヤクルト打線を1回パーフェクトピッチングで抑え、3試合連続無失点を記録。防御率0.00と好投を続け、1軍再昇格へアピールした。
8回、読売ジャイアンツ3番手でマウンドに上がったカイル・ケラーは、先頭打者の岩田幸宏を3球目カーブでファーストゴロに抑えると、続く赤羽由紘を2球目133kmスプリットでセンターフライ、最後は西村瑠伊斗を3球目ストレートで空振り三振に切って取り、わずか8球でヤクルト打線を抑える1回パーフェクトピッチングを披露した。
ケラーは今シーズン、リリーフで8試合に登板し、防御率3.86、2ホールドの成績を残していたが、4月27日のDeNAベイスターズ戦で2点リードの7回に登板し、宮崎敏郎にソロホームランを献上。20日の広島カープ戦でもホームランを打たれるなど、2軍降格前の3試合で2本のホームランを浴び、29日に2軍降格となっていた。
しかし、ケラーの2軍降格はグリフィンをあげるためのチームの事情と杉内俊哉コーチが明かしており、2軍で好投を続けていれば、ケラーは最短での1軍復帰が見込まれる。
3試合連続無失点の好投を続けるケラーには、最短で1軍復帰を果たし、大勢へ繋ぐ巨人勝ちパターンでの活躍を期待したい。
公開日:2024.05.08