畠世周が11試合連続無失点で5月防御率0.00
5月19日、CAR3219フィールドで行われたイースタン・リーグの西武ライオンズ戦に、読売ジャイアンツ2番手でマウンドに上がった畠世周は、0.2回を8球で無安打無失点。11試合連続無失点を記録し、5月防御率0.00と好投を続け、1軍昇格へアピールした。
4回に読売ジャイアンツ先発のグリフィンがバント処理の際に転倒してしまい、右足首を痛めて降板。思わぬ場面で出番が巡ってきた畠世周は約10球の投球練習を終え、4回1アウト2塁の場面でマウンドに上がった。
4回1アウト2塁のピンチの場面で、読売ジャイアンツ2番手としてマウンドに上がった畠世周は、奥村光一を2球目カットボールでセカンドフライ、続く鈴木将平への3球目フォークが暴投となり、1失点を喫したが、6球目ストレートでショートゴロに抑え、伸びのある直球と切れ味鋭いカットボールを武器に最小失点で切り抜けた。
畠世周は昨シーズン、3月に右肘のクリーニング手術を受け、プロ入り後初めて1軍登板ないままシーズンを終え、8年目の今シーズンは復活を期すべくファームで13試合に登板し、防御率1.88、11試合連続無失点を記録。4月から5月のここまでは防御率0.00と抜群の安定感を誇っている。
11試合連続無失点で、4月から5月のここまで防御率0.00と安定感抜群で1軍昇格目前の畠世周には、大勢不在で西舘勇陽、バルドナードが躍動する巨人勝ちパターン入りを果たす活躍を期待したい。
公開日:2024.05.21