川原陸が13試合連続無失点で5月防御率0.00
6月2日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、阪神タイガース2番手でマウンドに上がった川原陸は、1回を16球で無安打無失点2奪三振1四球。13試合連続無失点を記録し、5月防御率0.00と好投を続け、支配下登録へアピールした。
6回、阪神タイガース2番手でマウンドに上がった川原陸は、先頭打者の笹川吉康を4球目131kmスライダーで空振り三振、続く野村大樹を2球目144kmストレートでファーストファールフライ、吉田賢吾にフォアボールを与え、ランナーを背負う展開となるも、最後は谷川原健太を5球目146kmストレートで見逃し三振に切って取り、13試合連続無失点を記録した。
川原陸は、2018年ドラフト5位で阪神タイガースに入団したが、左肩の故障もあり、2021年オフに育成契約になっていた。故障も癒えた今シーズン、キャンプから結果を残し続け、岡田監督からも高評価を得ており、第一目標の支配下復帰が見えてきている。
13試合連続無失点で5月防御率0.00と好投を続け、支配下登録に大きく前進する川原陸には、岩崎優、ゲラの阪神勝ちパターンに割って入る存在へと成長を期待したい。
公開日:2024.06.03