2塁の固定が最大の課題
昨季はチーム本塁打がリーグ1位、打率、盗塁が2位。破壊力に機動力もあった打線の主力メンバ
ーは健在で、2番・坂本勇人、3番・丸佳浩は継続したいところ。4番は2年連続30本塁打以上の岡
本和真で固定し、5番に新加入のパーラを置くのがベストだろう。
そこで焦点は1番だが、亀井善行で固定したい。昨年の実績を踏まえ、安定して率を残せるベテランを先頭に置けば、打線全体が落ち
着くからだ。また、自由に打てる下位の6番は一塁・大城が適任で、7番は二塁有力候補の田中俊
太、そして8番は小林だ。
守りは二塁の固定が最大の課題。昨季は全7人が起用され、二塁だけで合計24失策を記録してい
るから、完全な穴と言える。
外野は中堅の丸が鉄壁で、亀井は38歳でも守備力に衰えはない。パーラは範囲が広く、強肩を生かした送球も安定感がある。
ーー次回【横浜DeNAベイスターズ編】へ続く
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(初出:【野球太郎No.034 (2020年月2月25日発行)】)
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公開日:2020.05.19
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